通関士に適している人は?

通関士試験には受験資格がありません。すなわち、年齢・性別・学歴・国籍等を問わず、誰でも受験することができるわけですが、それでは、通関士というのは“誰にでも向く”資格・職業なのでしょうか?

このページでは、通関士に必要な、もっと言えば、通関士として活躍して高年収を稼ぐために必要な能力や適性について、少し考えてみたいと思います。

通関士に求められる知識

年収云々に関係なく、通関士にまず最低限求められるのが、通関や貿易に関する専門知識です

通関士は、国家資格です。そして国家資格というのは、その道のスペシャリストとして、国からお墨付きを与えられた存在です。

そのなかでも通関士というのは、税関(=国益)に直結する部分を担う専門職ですので、それにふさわしい知識が当然必要とされます。
もう少し細かく見ていきます。

通関士に求められる通関や貿易に関する知識のほとんどは、関税法などの法律に基づくものです。
そのため、法律の学習経験者や、たとえ未経験者でも法律に興味がある人ならば、通関士の適性はある、と言えるでしょう。

好奇心や責任感は重要

また、法律には改正がつきものですので、最新の情報をキャッチアップしていけるだけの好奇心があると、なお望ましいでしょう。

さらにこれは、国家資格であることにも通じるのですが、強い責任感も必須です。
そもそも通関士というのは、自分では手続きが行えない人や会社に代わって通関業務を行うわけですから、輸出入者の代理としての強い責任感が求められることは言うまでもありません。

通関士に求められる能力は

そしてここからは、より実務に即した能力・適性の話になります。

まず、通関士は日々、法律上の手続き業務を数多くこなすことになります。そのため、正確さはもちろん、根気強さといったものも必要になってきます。

また、手続きに関連したことで言うと、通関書類は英語で書かれたものがほとんどですので、英語力もあった方が良いでしょう。

次に、税関とのやりとりでは、依頼者に代わって貨物の説明をしたり、場合によっては不服申立てをしたり、主張・陳述を行ったりすることもあるので、柔軟なコミュニケーション能力も求められます。

まとめ

以上、諸々の要素を取り上げましたが、でもいちばん大事なのは、「通関士になりたい!」というその気持ちだと思います。
年収ももちろん大事ですが、それ以上に「やりがいのある仕事をしたい」「国際的な仕事をしたい」と考えている受験生は、ぜひ挑戦してみてください!

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