通関士の試験の特徴は?

通関士の試験問題は、通関士の仕事がかなり特別な職業であることもあって、かなり特別な科目構造をしています。
通関士にうまく合格したいなら、その試験問題の特別ぶりをよく見て研究しないといけません。どう見たらいいのかをこれから書いていきます。

通関士の試験問題は、当たり前のことながら毎年少しずつ変わっていますが、3科目で構成されていることはだいぶ前から変わっていません。

第1の科目「通関業法」

通関士について、通関業者、通関業務についてほか通関士の存在から仕事の概要までをカバーした法律に関する出題です。

法令の内容を理解する必要があるため、最初はとっつきにくく感じられるとよくいわれますが、いっぽうで慣れるとあとは楽だともいわれます。

またここはこの数年はそんなに試験で難しくなっていないため、点を稼ぐチャンスでもありますね。

第2の科目「関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る)

輸出には関税がつきものですが、その関税にまつわる法律に関する出題と、関係がある貿易の法律にまつわる出題です。
試験では、関税法と関税定率法はとても重大です。問題の比重も高いばかりか、勉強していってもやたらに難しいと感じるのが普通です。

ここで合格がいちばん左右されるといっても過言ではありません。

第3の科目「通関書類の作成要領とその他通関手続の実務

計算が出てくるなど出題形式からして他の科目との違いがあります。
ここは人によって得意不得意が大きく分かれる科目でもあります。

苦手意識を最初に持ってしまった場合は問題演習を繰り返すなどの対策が欠かせなくなります。

通関士の問題形式

通関士は、平成13年度を最後に、論述式の問題がなくなって選択式問題ばかりに変わりました。
大きく分けて通関士の問題形式は2通りです。

択一式

字からもわかりますが、複数の選択肢の中から答えを1種類選び出します。
「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」といった問いかけがなされ、5つくらいの選択肢から選んでマークします。

選択式

語句等を選択することが多いと思って間違いありません。
たとえば、少し長めの文章の中に空欄がいくつかあって、それぞれにぴったり当てはまる語句を、用意された選択肢の中から選び出してマークします。

このほかに、上述していますが計算をしないといけない問題もあります

税率を正確に計算できないとはじまらないのですが、公式等を正確に覚え込むほか、本試験のときにてきぱきと正確に計算できるような練習もする必要があります。

通関士の試験問題のここまでの特性は、通関士の合格方法を研究するときにとても重大なものですから、よく覚えてから先へ読み進んでください。

フォーサイト通関士講座